新しい年を迎えてどのように感じてますか?
そろそろ日常の感覚に戻られたでしょうか……。
昨年の私のコラムを読まれて来た方は、大切な方を亡くした方かもしれません。このままそのお話しのヘビーな部分を掘り下げる事もいいのですが、少し視点を変えてみませんか?
大切な人が居る世界。霊界。スピリット・ワールド。
スピリット・ワールドって?
日本人の霊界の意識は、恐らく地獄と天国。その中にも種類があって、入り口には閻魔様が居る。そんな感じでしょうか?またオカルト好きの為の番組が多く、怖い世界、重い世界観なのではないでしょうか?
キリスト教をメインにした西洋などは、天使やお花畑、神様。そして冥界もありますね。
天国と地獄の事についてはVol.4で語った通りです。
私が繋がる時に感じるのは安心感、安定感。まだこの世に未練があったり、自己の整理が付いていないスピリットの場合は全く違うものを感じますが、既に人間であった時の経験の整理や執着など手放す先には恐らく解放感がある感じです。
時間が無い世界。それは焦りもありませんし、やりたいことを制約無く出来るという事も要因かもしれません。私たちは誰もが時間に追われます。朝起きて大半を仕事に費やし、帰ってから眠るというルーチンを考えても、別途に何かをするために小分けにする必要もありますね。
例えば1000ピースのパズルも夢中になってやっても眠くなり、明日の仕事を考えて今日はこのくらいでと中断します。でもスピリット・ワールドでは、最後までやり切れるのでしょうね。と言ってもパズルが存在するのかは私にもわかりませんが(笑)また、何かに足を救われるとか襲われるとかといった恐怖もありません。
そもそも魂は無限。そしてスピリットに帰ったので、全ての理解があるので怖がる必要もないのです。痛みもありません。ですから大抵死の要因となる病や事故による怪我などの苦しみや痛みも解放されるので、とても解放された安心感があります。ですから、私たちは大切な人の心配は必要ないのです。
時に私はスピリット・ワールドってつまらないのかもなって思うのです。何でも自分の思い通りになる世界ならば、刺激が少なくなり経験の入ったポケットも出すネタが無くなるというか……。
きっとそんな思いが、再び様々な星に産まれ来ようとする選択をするのでしょう。私たちからするとその安心感が羨ましくもあり、早くそちらへ行きたくなる瞬間さえあるのに、やはり刺激というのは必要なのですね。